勉強せずに過ごした男の人生

ある男の子は、中学生のころ、勉強に真剣に向き合っていませんでした。

「今日は疲れたから、明日やろう」
「テスト前になったら、本気を出せばいい」
「勉強しなくても、何とかなるだろう」

分からない問題があっても、そのまま。苦手なことから逃げ、目の前の楽なことを選んでいました。

そして、進路を決めるときがやってきます。

本当は、自分の行きたい学校を選びたい。しかし、これまでの成績によって、選べる学校は限られていました。

「自分が行きたい学校」ではなく、
「今の自分でも行ける学校」を選ぶ。

勉強をしなかったからといって、人生が終わったわけではありません。それでも、人生の大切な場面で、自分で選ぶのではなく、今の自分に選べるものの中から選ばなければならないことが増えていきました。

目次

大人になれば、勉強しなくてよいのか

やがて男は社会人になりました。

働き始めると、学校のテストはなくなります。しかし、勉強から解放されたわけではありませんでした。

説明を正しく理解する力。
文章を読んだり、書いたりする力。
数字を使って考える力。
人に分かりやすく伝える力。
新しい知識や技術を身につける力。

社会に出てからも、学ぶ力は必要でした。

やりたいことが見つかっても、必要な知識や資格がない。新しいことに挑戦したくても、何から始めればよいのか分からない。

そのたびに、男は思いました。

「あのとき、もっと勉強しておけばよかった」
「分からないときに、誰かに聞いておけばよかった」
「もう少し早く、学ぶことの大切さに気づいていればよかった」

しかし、過ぎた時間は戻ってきません。

これは知らない誰かの話ではありません

ここまで読んで、「かわいそうな人の話だ」と思った人もいるかもしれません。

でも、これは知らない誰かの話ではありません。

この男は、私です。

私は、子どものころから、ずっと勉強を頑張ってきた人間ではありません。だからこそ今、「もっと早く勉強しておけばよかった」と思うことがあります。

私は消防士として18年間働いた後、その仕事を辞めました。そして、これまでの経験を生かし、次の世代を担う子どもたちに何かを伝えたいという思いから、羽原塾を開校しました。塾を始めてからも、よりよい指導や塾づくりにつなげるため、経営や資格取得の勉強に挑戦し続けています。

大人になってから学ぶことは、決して簡単ではありません。

仕事があり、家庭があり、さまざまな責任があります。疲れていても、自分で時間をつくり、机に向かわなければなりません。

「もっと若いときにやっておけばよかった」

そう思うこともあります。

それでも私は、過去を理由に諦めたくありません。

できなかった過去を変えることはできません。しかし、今日からの行動によって、これからの未来は変えられるからです。

私も、まだ挑戦の途中です

私は、皆さんに「勉強しなければ人生が終わる」と言いたいのではありません。

勉強が苦手でも、幸せに生きることはできます。テストの点数だけで、人の価値が決まるわけでもありません。

ただ、勉強することで、将来の選択肢は広がります。

行きたい学校を選べる。
やりたい仕事に挑戦できる。
知らなかった世界に出会える。
困ったときに、自分で考えられる。
失敗しても、もう一度やり直せる。

勉強とは、よい点数を取るためだけにするものではありません。

将来やりたいことが見つかったときに、「自分には無理だ」と諦めなくて済むようにするものでもあります。

だから私は、自分の経験を隠さずに伝えたいと思います。

私は、皆さんより先に完成した人間ではありません。
私にも、分からないことがあります。
たくさん、失敗しています。
今もなお、挑戦の途中です。

皆さんだけに「頑張れ」と言うつもりはありません。

私も頑張ります。だから、一緒に頑張ろう。

それが、羽原塾です。

羽原塾は、やり直せる場所です

羽原塾は、最初から勉強ができる人だけが通う場所ではありません。

分からない人が、分かるようになる場所。
できなかった人が、もう一度挑戦する場所。
自信をなくした人が、小さな成功を積み重ねる場所。
自分の可能性を、簡単に諦めないための場所です。

テストで100点を取れなくても構いません。
すぐに成績が上がらなくても構いません。

昨日できなかった問題が、今日一問できた。
昨日より10分長く机に向かえた。
分からないことを「分かりません」と言えた。

それも、未来につながる立派な一歩です。

私たちは、皆さんをおいていきません。分からないときは一緒に考え、できるようになるまで何度でも支えます。

しかし、私たちが皆さんの代わりに勉強することはできません。

最後に自分の人生を変えるのは、自分自身です。

今日の一歩が、未来の自分をつくる

今日の一時間だけで、人生が決まるわけではありません。

しかし、今日の一時間を大切にする日が積み重なれば、数年後に立っている場所は変わります。

やらなかった過去を後悔し続けるのか。
気づいた今日から、少しずつ変えていくのか。

始めるのに、遅すぎることはありません。けれど、早く始められるなら、その方がよいと私は思います。

私は遠回りをしました。でも、その遠回りがあったからこそ、勉強が苦手な人や、なかなか一歩を踏み出せない人の気持ちが分かります。

だから、皆さんに伝えたい。

完璧でなくていい。
一気に変わらなくてもいい。
まずは今日、一問だけでも取り組んでみよう。

将来、「あのとき、やっておけばよかった」と後悔するのではなく、

「あのとき頑張ったから、今の自分がある」

そう言える人生を、羽原塾で一緒につくっていきましょう。

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